モノノミカタ ~CNCを使った木工作品についての説明書きなど

自然と人をつなぐモノづくり。創作する上で知ったこと、考えたこと。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『makeCNC』で図面データを買ってみた

先日紹介しました(下)『makeCNC』で試しに図面データを購入してみました。 www.natural-arts.jp 『makeCNC』はアメリカのミネソタ州に本拠を置く会社で、スクロールソー(糸鋸)・レーザーカッター・CNCルーター(CNC工作機)用の膨大な種類の「カットファ…

エンドミルによる切削について/CNC工作機による木工小物製作

個人向けCNC工作機は大抵、3軸(※X軸・Y軸・Z軸のこと)で、エンドミルという刃物を使っています。私の機械はエンドミルを咥えるスピンドルの穴の径(シャンク径といいます)が4㎜径なのでエンドミルの軸の径も4㎜となります。 〇スクエアエンドミル エンド…

「かもめ食堂」とフィンランドのバーチ材

昨日は休日、気分転換にアマゾンで映画を観ました。アマゾンのサイトを見ていて、たまたま目にとまったのが「かもめ食堂」。フィンランドのヘルシンキを舞台としています。 かもめ食堂 発売日: 2016/06/29 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (1件)…

台風とSNS/ネットの活用で状況判断

昨日は台風対策で食料の買い出し、今日は朝から台風情報を気にしながら過ごしました。 台風が来ることは数日前からわかっており、テレビや気象庁のホームページで情報確認しておりましたが、リアルタイムでの情報をつかむという点で、ネットの情報に比べ、テ…

『あいちトリエンナーレ2019』再訪/残念ながら「表現の不自由展・その後」は見れず

「表現の不自由展・その後」の鑑賞が先日の10月8日(火)午後から再開されました。『あいちトリエンナーレ』の会期が10月14日(月)までなので、一週間のみの鑑賞期間となります。この「表現の不自由展・その後」の再開に合わせて、他の中止していた作家の…

著作物に対する敬意・モノの価値について

前回は「生活の一部としてのモノづくり」として、図面データなどを少額(千円くらい)で買うことにより、自分の家の糸鋸で切ったり、CNC・レーザー加工機で出力、製作できるサービスを紹介しました。 www.natural-arts.jp日本ではCNCやレーザーの普及はまだ…

生活の一部としてのモノづくり/CNC工作機による木工小物製作

以前ご紹介した『Vectric』は、CNC加工で、2.5次元までの切削が可能な安価なCAMソフト「Cut2D」を販売しているイギリスのソフトウェアメーカーですが、3次元彫刻パーツ(クリップアート)のデータも販売しています。 www.natural-arts.jp Design & Make Stor…

魅せるカラクリ/CNCを使った木工小物製作

CNC工作機の、極めて精度の高い切削性能を活かすとすれば、歯車などの機械部品を作ることになるのでしょう。WEBで“魅せるカラクリ”を探してみました。 木製ではありませんが、カラクリの芸術(アート)といえばこれです。 www.youtube.comテオ・ヤンセンの「…

「和時計風」置時計のデザイン/CNCを使った木工小物製作

「和時計風」置時計の検討が続いています。 前回は和時計の特徴について記しました。今回は時計の盤面を中心に検討します。 www.natural-arts.jp www.natural-arts.jp 和時計は「不定時法」なので厳密には既製品のムーブメントでは追いきれません。したがっ…