モノノミカタ ~CNCを使った木工作品についての説明書きなど

自然と人をつなぐモノづくり。創作する上で知ったこと、考えたこと。

「かもめ食堂」とフィンランドのバーチ材

昨日は休日、気分転換にアマゾンで映画を観ました。アマゾンのサイトを見ていて、たまたま目にとまったのが「かもめ食堂」。フィンランドのヘルシンキを舞台としています。

かもめ食堂

かもめ食堂

 

 かもめ食堂 - Wikipedia

 

小林聡美の凛とした格好良さが見どころではありますが、私が目を奪われたのは主人公の自宅とかもめ食堂のインテリアの美しさ。

f:id:kuroko66:20191014224026p:plain

 

f:id:kuroko66:20191014223015p:plain

 

家具は北欧のファニチャーメーカー「artek」だそうです。

Artek Japan Webstore – Artek Tokyo Store

f:id:kuroko66:20191014220701j:plain

シンプルである意味質素、でも直線をつなぐ曲げ加工がとても美しい。L字の曲げはアアルトレッグと呼ばれ、建築家アルヴァル・アールトのデザインです。

フィンランドでは家具作りに適した木材が手に入らないので、地元のバーチ材(カバノキ科の木材、日本のマカバにあたる)を使用し、独特の色合いと形態が特徴となっています。詳しくは下の通販サイトを参照。

www.sempre.jp

テーブルウェアブランド「マヤムー」も映画で出てきたそうです。こちらは白樺のポットスタンド。下記リンク参照。

majamoo/マヤムー

 

日本のマカバは北海道では「広葉樹の女王」と呼ばれているそうです。“品行方正で真っ直ぐな”イメージがあります。

フィンランドのバーチ材も白色~薄紅色で、北欧らしい温かさと美しさが共存する木材だと思います。

 

(おわり)

にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ村