CNC工作機の、極めて精度の高い切削性能を活かすとすれば、歯車などの機械部品を作ることになるのでしょう。WEBで“魅せるカラクリ”を探してみました。
木製ではありませんが、カラクリの芸術(アート)といえばこれです。
www.youtube.comテオ・ヤンセンの「ストランド・ビースト(砂浜の生物)」。このビデオが素晴らしいです。風にあおられて動き、強風に倒れる。儚(はかな)げで美しい、機械でありながら生き物・生命へのいとおしさがあふれています。
「テオ・ヤンセン展」は日本の各地で開かれ、また「ストランド・ビースト」の模型が「大人の科学」の付録にもなりました。
下のWEBサイトでは「ストランド・ビーストの作り方」が公開されています。
足の動きは生物をまねたのではなく、歩く機械として考えたらこうなったとヤンセンさんは言っていました。
木製カラクリと音楽との融合。YouTubeで一億回再生なのに私は初見でした。
www.youtube.com「マーブルマシン」と呼ばれる楽器の作者は、スウェーデンのバンド・Wintergatanのマーティン・モリンさん。中にはドラム、ベース、ビブラフォンなどが仕込まれており、右サイドのハンドルを回したりすることで、からくりが動く仕掛け。
(引用:「マーブルマシン」のからくり演奏が世界中を魅了 )
この「マーブルマシン」の製作には1年2か月かかったそうです。
カラクリといえば一般的には時計ですが、これは壁掛け式の「運動彫刻」です。
長く見ていると目が回りますが、ゼンマイ式なのでやがて止まるのもいいでね。
木工小物製作においてはこの大きさが一番参考になります。
Kinetic Sculptue(不思議な物体)は色々な作品があり、風で動く屋外彫刻でよく見られます。
(おわり)