最近ネタ切れを起こしております。今回は窮余の音楽ネタで。
私が所属している楽団の今年度の定期演奏会プログラムは、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」と「交響曲第5番」が入っています。聴くのは両方大好きな曲ですが、演奏するとなるとかなり身構えます、特に弦セレは。
チャイコフスキーは1840年生まれで、1893年に53歳で亡くなっています。日本では江戸時代、幕末の頃から明治時代ですね。
私が好きな曲・よく聴く曲は、
・交響曲では第1番「冬の日の幻想」・第4番・第5番・第6番「悲愴」
・協奏曲ではピアノ協奏曲第1番・バイオリン協奏曲
・管弦楽曲では序曲「1812年」・幻想序曲「ロミオとジュリエット」・「弦楽セレナーデ」
・バレエ音楽は「くるみ割り人形」
・室内楽はピアノ三重奏「ある偉大な芸術家の思い出のために」
私が20代の頃、ロシアへ旅行したことがあります。暖かい冬だったのですが、ロシア(サンクトペテルブルグ)の空気感は独特で、「ロミオとジュリエット」の冒頭を聴くとその空気感が見事に表現されていることがわかり、感動しました。
皆が知っているチャイコフスキーは上記の他に「白鳥の湖」とか「スラヴ行進曲」などたくさんあると思います。
最後に「弦セレ」と交響曲第5番についてYouTube上の名演をご紹介します。
「弦セレ」の冒頭はCMでもおなじみですね。この演奏は若い子たちが小澤征爾の世界を再現しようと、集中力とリスペクトを込めたすばらしい音楽だと思います(1楽章のみ)。
www.youtube.com 「チャイ5」も4楽章のみですが、カラヤンでどうぞ。とっても懐かしい、そして映像凝りすぎ!
甘いメロディーと高揚感。チャイコフスキーの音楽は、演奏しても、聴くだけでもすばらしい体験です。
(おわり)