先日アップした「ケヤキキーホルダー」の私なりの味わい方です。
このキーホルダーは以前にたくさん作ったのですが、大きめの形がしっくりこなかったのでそのまま試作箱に入れてありました。でも最近改めてケヤキの木目を主役として見てみると、これはなかなか良いのではないかということで出してきたのです。
これは柾目に近い木目で板に平行です。穏やかな海と空が連なり境目の水平線も見えるようではありませんか。
木目が右上へ勢いよくカーブを描いて流れています。すじ雲が流れる“天が高い”秋空を思わせます。
これは水辺ですね。もちろんアイコン側が砂浜。静かな湖畔、波打ち際ですね。
先ほどの木目とよく似ていますがこれは草原ですね。少し高い丘から見ています。かなり強い風が背後から吹いているようです。
最後は荒れた海です。ドローンで上から撮影しています。
子どもの頃、寝ていた時に天井板の節がお猿の顔に見えたり、トイレで正面の木の壁をじっと見て異国の風景を連想したことはありませんか?その延長ですが私が夢想したことを紹介しました。
ケヤキ材は木目がはっきりしていて面白く、キラキラ黄金色に光り、磨けばテカリもでるなかなか鑑賞しがいのある素材ですね。
(おわり)